19人の姉妹たちが、ほぼ毎日日記を更新していきます
お正月も3日目になると、
なんだかちょっぴり退屈。
ホントならおともに下僕でも連れて
初詣なんか行きたいところだけど――
でも、体の弱い綿雪が
昨日から熱を出して寝ているから――
綿雪だけおいていったらかわいそうだもの。
ユキは――。
あんなに小さくて――
あんなにかわいくて優しくていい子なのに――
体が弱くて、ちっちゃな時から
病院を出たり入ったりしてる。
よく思うわ。
こんなにたくさん姉妹がいる中で、
どうして、あの子だけ――
って――。
たまに病院にお見舞いに行くと、
いつも透き通るみたいな真っ白な顔で、
がんばって笑って見せるのが、切なくて――。
たぶんすごい具合悪いのに――
神様って意地悪よね。
どうせ誰かが病気にならなきゃいけないんなら、
私みたいな気の強い子が病気になればいいのに。
よりによって、
なんで、綿雪みたいないい子が――。
――あ、そうだ!
これからあなたを連れて一緒にユキの部屋に遊びに行くことにするわ。
ユキは、どうもあなたのことが気に入ってるみたいだから。
あなたみたいな男のどこがいいんだか、
私はさっぱりわからないけど――。
でも、ユキが喜ぶならなんでもいいの
あなた何か芸とかできる?
何も能が無くても、口が付いてるんだから、
歌くらいは歌えるでしょ?
ユキは歌が好きだから、一緒に歌ってやったら、喜ぶかも。
ほら、ぐずぐずしないで!
こっちよ。
ついてきて――
コメント(33)
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作/公野櫻子
イラスト/みぶなつき
日記イラスト/霧賀ユキ
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あらかじめご了承ください。
氷柱まで病気になったら僕は悲しいよ
でも僕も実を言うと病気になっちゃってね
それは恋という名の病なんだけどね
ごめんちょっとくさかったかな
氷柱も歌ってくれたら綿雪は喜ぶと思うよ
いっしょに歌おう
オーケー、お供しよう。
歌うときはお前もちゃんと歌えよ、そのほうがきっとユキも喜ぶ。
それから――ユキの前でそんな顔をするんじゃない。
ユキが悲しむし、きっと――笑ってるお前のほうが、可愛いから。
氷柱…氷柱は優しいなぁ…
こんなに優しい氷柱の下僕になれて俺は幸せだよ…
だから今日も叱っておくれ
愛のあるお仕置きをこの私に!
氷柱の心のたくさんこもった歌を聴いて、
綿雪ちゃんも元気に笑ってくれていたね
僕も、あまり自信はなかったけど
氷柱と一緒だったから、恥ずかしがらずに歌えたよ
家族のために何かをする、っていうことが
こんなに心があったまるなんて、今まで知らなかったから…
これからも、氷柱と、そして他の皆とも
あたためあって暮らしていこうね
もちろん一緒に歌うよ。
でも綿雪と二人だけ歌うのもなんだから氷柱にも歌ってほしいな。
綿雪もその方が喜んでくれるし、さ。
それと初詣は綿雪の病状が軽くなってきたら行こうか。
お正月終わってるけど僕らの中でのお正月はまだ続いてる――――そう思うんだ。
ああ、一緒に行こう白夜の果てまで…
…そっか、ユキの姿が見えないと思ったら、熱、出しちゃったのか。
俺が昨日無理させたのがいけなかったな。ごめんな。
歌は――最近歌ってないけど小さい頃に教わった歌もまだ覚えてるよ。あとはお手玉とか、ならね。
ユキが元気になるならずっと歌い続けるともさ。
氷柱、神様ってのは意地悪なんじゃないんだ。
気の強い子もがんばり屋さんも関係なく
適当に運命のサイコロ振ってるだけなんだよ。
タダの意地悪よりたちが悪いかもしれないな。
ん?こんな事いう俺のこと嫌いになったかい?
――結構。
嫌いは無関心よりよっぽど良いさ。
それに、氷柱ははっきり物言うだろうから、自分の至らない部分も解るしね。
よし、氷柱とユキに合格点もらえるように、歌、がんばるか。
優しいな、お前は。
俺は、優しさに応える、ということに対する意味が分からない。
だが、他人を気遣えるお前――氷柱の、その気持ちには応えないといけないと感じる。
歌か……随分とご無沙汰だが、ユキと氷柱の為にやってみるのも悪くは無い。
さて、何を歌おうかな?
氷柱!氷柱!氷柱!――氷柱ぁああああああん!!!
妹思いのいい子だなぁ!
感動しすぎて息が荒いよ――んんはぁっ!
歌くらいならいくらでも歌ってあげるよ!!
だって――2人とも僕の大切な妹だから!!
早く良くなるといいね――綿雪!あぁあああああ!かわいい!綿雪!かわいい!あっああぁああ!
こんな可愛い子が病気なんてかわいそう!!にゃああ――あああ!!
G'sなんて現実じゃない!!!!あ…双恋もベビプリもよく考えたら――氷 柱 は 現 実 じ ゃ な い ?
うぁああああ!!そんなぁあああ!!いやぁぁぁああああ!!はぁあああん!!はっぴーらっきーはねむーんん!!
この!ちきしょー!現実なんかやめてやる!!どうせ人は皆滅びてしまうものなのだか…ら――え!?見――てる?サイト絵の氷柱が僕を――見てる?サイト絵の氷柱が僕を見てるぞ!G'sの氷柱が僕を見てるぞ!!まだ見ぬゲーム版の氷柱が僕に話しかけてるぞ!!!
よかった――世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!いやっほぉおおおおおおお!!!僕には氷柱がいる!!やったよ立夏!!チャオ!!!
麗ぁあああん!!虹子ぉおおおお!!!!ヒカル様ぁあ!!み、観月!!さくらぁああああああ!!!春風ぁあああ!!くぎゅぅううううう!!
俺の想いよ氷柱へ届け――G'sの中の姉妹たちへ届け!!
歌か、上手くはないけどがんばるよ
せめて、この名の通りの小さな灯りを綿雪ちゃんにも届けてみせる
でも歌うなら一緒に歌おうよ
そのほうがもっと明るい光を届けられるから
氷柱は優しいね、代われるものなら代わりたい、か――
僕ももう少し注意してたら――って思うよ。責任を感じる。
遊んでいた時、綿雪は本当に楽しそうだったんだ。
僕はあの子に笑っていて欲しいから、みんなと一緒に遊べればって思って――複雑だよ。
でも熱が出るまで遊ばせちゃったのは――ちょっと、ね。
あまり無理をさせないよう、僕も細心の注意をはらっていくよ。
そうそう――氷柱は綿雪を見ているとき、たまにすごく優しい顔をするんだよね。
薄っすらと目を細めたあの表情、とても素敵だと思うな。
この前も綿雪を心配してこっそり――
嘘です、何も見てません、何も――下僕が大口叩いてすみません。
ま、まあそれが氷柱のよさというか――分かった、分かったから睨まないで。
よし、この下僕の歌唱力を見せてあげよう!
ところで何を歌――聞いてくれ氷柱、いいアイデアが浮かんだ。
家族みんなで合唱するのなんてどうだろう? みんなで綿雪を元気づけてあげ――
え? ダメ? それはついこの前やったって? しかも各自楽器まで使って?
嘘だろ氷柱!
今日は氷柱と綿雪と遊べて楽しかったよ。
歌ったのは久しぶりだからちょっとだけ喉が痛いや。
氷柱は俺の事を音痴だとからかっていたけれど、氷柱もあんまり人の事は言えないんじゃ…いえ、なんでもないです。
なにはともあれ、綿雪に喜んでもらえて嬉しかったよ。
氷柱と歌えて俺も楽しかったしね。
改めて思ったけど、氷柱は本当に優しいね
俺にはちょっと冷たいけど、いつも皆の事を気にかけて
今日だって遊んでいるとき綿雪に無理はさせないように注意してて
いつも意地っ張りだけど、本当は凄く皆のことを大切に思ってるんだって気づいたよ。
…その優しさをたまには俺にも向けて欲しいけど、
初詣はまた今度にしよう、今はまだ神社も混んでるし
空いている方が綿雪を疲れさせないだろ?
綿雪の体調が良くなったら、皆で初詣に行こう。
今日はお見舞いに付き合ってくれてありがとう、氷柱ちゃん。
僕とお話してるだけでも綿雪ちゃんはにこにこしてたけど、
氷柱ちゃんが部屋に入った途端にもっとご機嫌になったね。
綿雪ちゃんも氷柱ちゃんもお互いが好きなんだね。
…あ、痛い痛い、叩かないで。
でも今日は少し安心したよ。
氷柱ちゃん、いつも僕にきつくあたってるから、
やっぱり嫌われてるんじゃないかと思っててね。
でも綿雪ちゃんのお見舞いに僕を連れて行くってことは、
僕の事、それなりには信頼してくれてるって思っても…
だから痛いって。
ともかく、氷柱ちゃんが一緒だったおかげで
綿雪ちゃんも嬉しそうだったし、もう1度言うけど
ありがとう、本当はとっても優しい氷柱ちゃん。
綿雪が体弱いのは知っていたんだし、それでも外に連れて行った僕にも責任はあるしね…
それになにより、僕だって綿雪のことを大切に思う気持ちは同じだよ。
でも氷柱…綿雪が可哀想なんて思っちゃダメだよ。綿雪にはこんなに優しいお姉ちゃんがいるんだからね。
あ!ちょっと氷柱!待ってくれよ!なんだよ急に…って痛っ!痛い痛い!僕何かしたかい?
何もしてないのに叩かなくてもいいじゃないか。
…ぷ。あははは。やっぱり氷柱は優しいね。
よーし!張り切って歌っちゃうぞー!
あ、そうだ。綿雪が元気になったらみんなで行こうか…初詣。
なんだあいつ熱出してるのか。しようのない子だな
・・・睨むなよ、分かってるって原因の端は私にもあるのだし。行くさ、喜んでいくよ氷柱がだめって言っても行くよ。
いつまでそんな顔してる、ほら行くぞさっさと行くぞだから笑ってろ、間違ってもゆきにそんな顔見せるなよ
氷柱は優しいね。
っと、嫌味とかではないよ。本当にそう思ったんだ。
ただ、それを表に出すのがほんの少し苦手なだけだと、はいはい、分かったからそんなに怒らないで。
しかし、綿雪に関して言えば俺はもう少し気を使うべきだったな。
綿雪に謝らないとな。
え、そうだな。
謝るより歌を歌うほうが良いよな。
すまない、気が利かないやつで。
さて、何を歌ってあげようか、氷柱。
よ・・・読めない子!?
氷柱ちゃんかわい杉やばい
地球やばい
踏んでください
ひょうちゅうちゃんかわいい!
ひょうちゅうちゃんかわいい!
ふふ、氷柱は良い子ですね。
歌くらい幾らでも歌ってあげますよ。
ワシがお供するつらら妹想いで感動した
一緒に行こう
荒ぶる鷹のポーズならいくらでもやってやんよ\(^o^)/
君が喜んでくれるなら、嘘でもいいさ。歌をうたうよ。
はは、下僕は勘弁してほしいな、せめて荷物もちぐらいに
昇格させてくれるとうれしいよ。
歌かそうだね、僕も歌が好きだよ小さい頃よくうたったなぁ
下手だけど
綿雪ちゃん喜んでくれるといいな、
こんな僕に慕ってくれてるんだから、精一杯がんばるよ
そうだ、キーボードかなんかない?
実はこれでも少し心得があるのさ
じゃあ 行こう! 綿雪ちゃんに 元気を届けに
俺は氷柱の下僕だとしても、氷柱を元気づけられるなら、俺はそれでいいさ。
さて、どんな歌を歌って欲しい?
僕、メロデスしか歌えないぉ…(´・ω・`)
俺は君の為ならどんな歌だって歌うよ。
ユキちゃんも喜ぶしきっと氷柱も喜ぶような極上な歌を。
いや歌ってもあげたいから歌ったんだけど、ヘタだった?
…ヘタじゃないけど?え、もう1回歌ってみろって?
…♪もってい~けさいごアイテっ★
あー、ごめん氷柱、一緒に遊びに行ってたのに、
全然ユキの体のこと考えてやれなくって……
もちろん、お見舞いに行くよ。
あと、体が丈夫なのは俺の方なんだから
病弱を肩代わりするならこっちだ。
まあ氷柱はちょっと怒りっぽいから、ちょっとは
おとなしさを分けてもらった方が良いと思うけど(^ω^)
芸ならできるけど、ユキには氷柱の子守唄が
一番のクスリだと思うよ?
――お前、優しいんだな。
――でもホント、残酷だよな。
いるんだかいないんだか知らない、神様って奴ぁ。
昨日、あんな元気そうだったのに・・・
俺が、もう少し早く気付いてやればな。寝込むようなことにはならなかったかもしれないのに。
・・・悔しいなぁ。
――ん、分かったよ。
俺も、綿雪には元気になって欲しいからな。歌でも何でもドンと来いだ。
・・・にしても、能が無いとは酷くないか?
やっぱり、昨日無茶させちゃったみたいだな・・・ごめん、氷柱・・・綿雪が熱を出したのは俺のせいだな。
勿論お見舞いに行くよ。
歌・・・か、あんまり上手じゃないけど何とか頑張ってみるさ!
なるほど良案、さっそく行こうか。
昨日のこともあるし、これからはもう少し考えなきゃな。
氷柱も綿雪のことを心配するのはいいけど悲観はするなよ。
綿雪も氷柱に代わって欲しいなんて思わないだろうし、
そんな風に思ってること、知ったら悲しむよ、きっと。
それに代われるなら俺が代わるさ。男だからな。
ん、スルーしてたが歌か?得意じゃないが。
まぁ氷柱も歌うんだろ。一緒に歌うと喜ぶんだもんな。
正月の歌・・・はだめか。正月過ぎたしな。
ん~、選曲は任せるよ、氷柱。